Friday, May 19, 2017 5:58 PM

ミサイル弾頭再突入に成功 米報道、技術進展と分析

 NBCテレビは19日、複数の米国防当局者の話として、北朝鮮が14日に発射した弾道ミサイル「火星12」に関し、弾頭部分が大気圏に再突入した後も制御され、高温下でも燃え尽きなかったとして成功だったと報じた。

 同様の分析は韓国情報当局者が韓国紙に明らかにしている。NBCによると、米国防当局者は今回のミサイル発射で技術の進展が見られたと分析している。

 北朝鮮は米本土に到達する大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発を進めているが、大気圏に再突入する際に弾頭を高温や振動から守る技術開発が不可欠とされている。(共同)