Monday, May 22, 2017 1:19 PM

フリン氏、資料提出拒否か ロシア疑惑で米報道

 AP通信は22日、トランプ政権の大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を辞任したフリン氏がロシア政府による米大統領選疑惑を調べる上院情報特別委員会に対して関連資料の提出を拒否する意向だと報じた。

 自分に不利な証言を強制されない権利を認めた合衆国憲法修正第5条に基づく判断という。フリン氏は以前、刑事免責を受けられるならトランプ陣営関係者とロシアとの関係について証言する意向だとされていた。

 フリン氏は政権発足前、ロシアのキスリャク駐米大使との電話で対ロ制裁について協議し、米連邦捜査局(FBI)の捜査対象とされていた。(共同)