Monday, May 22, 2017 5:51 PM

イスラエル、米指導力歓迎 中東への関与評価

 就任後初の外遊でイスラエルを訪問したトランプ大統領は22日、ネタニヤフ首相とエルサレムで会談後に記者会見し、中東の平和と安定に向け、両国を含む関係国はテロ対策などで「協力しなければならない」と述べた。ネタニヤフ氏は「米国が中東でのリーダーシップを取り戻した」と述べ、中東への関与を深めるトランプ氏を歓迎する姿勢を示した。

 トランプ氏は23日にパレスチナ自治政府のアッバス議長と会談し、中東和平の仲介に向けて本格始動する。

 トランプ氏は米大統領選にロシアが干渉した疑惑で側近が捜査対象とされるなど危機的状況にあり、政権への求心力を取り戻すため、今回の初外遊で外交上の成果を上げたい考えだ。(共同)