Wednesday, May 24, 2017 10:36 AM
商工中金に立ち入り検査 不正融資問題で責任追及
全国規模の不正融資が発覚した政府系金融機関、商工中金に対し、金融庁、経済産業省、財務省は24日、立ち入り検査に着手した。3省庁は既に、国の制度融資を悪用して融資残高の水増しを重ねていたとして業務改善命令を出している。長期に及ぶ検査も視野に責任追及を徹底する構えで、新たな不正が判明すれば追加の行政処分を出す考え。トップの進退や天下りの是非の議論に発展する可能性もある。
商工中金は3省庁から今月9日に業務改善命令を受け、6月9日までに再発防止策などをまとめた業務改善計画を提出することになっている。商工中金の自主的な調査では原因究明がおろそかになる懸念があるため、ノウハウを持つ金融庁が主導して厳格に検査する。
経営管理や内部統制といった組織の根幹に関わる部分が適切だったかどうかを厳格に調べる。経産省や金融庁による過去の定期検査で不正が見逃された経緯や原因も検証する。元経済産業事務次官で商工中金社長に就いた安達健祐氏の関与や影響も調べる。天下りの弊害も精査する方向だ。(共同)
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