Wednesday, May 24, 2017 10:37 AM
規制逃れで欧州車大手提訴 違法ソフト搭載と米司法省
米司法省は23日、排ガス規制を逃れるため違法なソフトウエアをディーゼル車に搭載し、大気浄化法に違反したとして欧州自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ（FCA）を米裁判所に提訴した。米環境保護局（EPA）が発表した。
EPAによると、FCAは2014〜16年型のスポーツタイプ多目的車（SUV）「ジープ グランドチェロキー」とピックアップトラック「ダッジ・ラム1500」の3000ccエンジン車計約10万4000台に、検査時だけ有害物質の排出を減らすソフトウエアを搭載した。
FCAは「司法省の提訴に失望している」との声明を発表。検査を欺く意図はなかったとも説明した。（共同）
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