Wednesday, May 24, 2017 10:38 AM

法王、平和と環境説く トランプ氏が初会談

 トランプ大統領は24日、バチカンでローマ法王フランシスコと初めて会談し、法王庁によると「政治的交渉や宗教間対話を通じた世界平和の促進」について意見を交わした。法王は環境に関するカトリック教会の書物や、平和の象徴であるオリーブの彫像をトランプ氏に贈呈。平和と環境保護の重要性を説いたとみられる。

 トランプ氏は会談後、記者団に「すごい人だ。素晴らしい会談だった」と語った。

 初外遊中のトランプ氏は23日にエルサレムからローマに移り、欧州歴訪を開始。北大西洋条約機構(NATO)や先進7カ国(G7)の首脳会議に出席する予定で、同盟関係や通商政策に関する発言が国際社会を揺るがしそうだ。(共同)