Wednesday, May 24, 2017 5:42 PM

ジャカルタ爆発死者3人に 警官標的か、負傷10人

 インドネシア警察は25日、首都ジャカルタ東部で24日起きた自爆とみられる爆発で、警官3人が死亡、警官5人を含む計10人が負傷したと発表した。自爆犯とみられる2人も死亡した。

 死傷した警官らは、今月末から始まるラマダン(断食月)を前に人々がたいまつを持って歩く行事の警備に動員されており、警官が標的にされた可能性がある。警察によると、行事の開始直前に爆発が起きたという。負傷した残る5人は学生ら一般人。

 インドネシアはイスラム教徒の人口が世界最多。ジャカルタでは2016年1月、過激派組織「イスラム国」(IS)の支持者が関与する爆弾テロが起き、4人が犠牲になった。同年10月には、ジャカルタ郊外でナイフを持った男が警官の詰め所を襲撃するなど、警官が狙われる事件も起きている。(共同)