Thursday, May 25, 2017 1:21 PM

運転延長「申請したい」 東海第2で日本原電社長

 日本原子力発電の村松衛社長は25日の記者会見で、東海第2原発(茨城県東海村)の運転期間延長申請に関し、社内で意思決定されていないと断った上で「私の気持ちとしては申請したい」と述べた。「東海第2原発が非常に重要な経営の要素であることは間違いない」と強調した。

 原発の運転期間は原則40年とされているが、原子力規制委員会が延長申請を受けて許可すれば、1度に限り最長20年延長できる。東海第2原発は2018年11月で営業運転開始から40年となり、延長申請期限が今年11月に迫っている。

 日本原電は今年3月に公表した17年度の経営計画で申請に備えるとし、今月から申請に必要な特別点検を始めている。(共同)