Thursday, May 25, 2017 5:43 PM
容疑者宅から大量爆薬原料 英警察当局押収と報道
英紙デーリー・テレグラフ(電子版)は25日夜、警察当局が中部マンチェスターの自爆テロ実行犯サルマン・アベディ容疑者(22)の自宅から、爆発物の原料となる大量の化学薬品を押収したと報じた。同紙は、アベディ容疑者が他にも爆発物を製造し、第三者の手に渡った可能性を警察が懸念していると伝えた。
同紙によると、メイ首相が25日、テロ警戒レベルを最高水準に維持すると発表した背景にはこうした懸念があるとみられる。警察幹部は、捜索での押収物に捜査上「重要なもの」が含まれていると述べていた。
英メディアによると、治安当局はアベディ容疑者が起爆装置などを組み立てて、自分で爆発物を製造したとの見方を強めている。(共同)
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