Friday, May 26, 2017 10:58 AM
エジプトで20人以上死亡 コプト教徒のバス襲撃
エジプトメディアによると、同国中部ミニヤ県で26日、キリスト教の一派コプト教徒が乗ったバスが襲撃され、20人以上が死亡した。地元当局は23人が死亡、25人が負傷したとしている。
AP通信は地元当局の話として、戦闘服を着た10人ほどのグループがバスを襲撃したと報じた。現場は首都カイロから南に約220キロ離れているという。バスは教会に向かう途中で、40人以上が乗っていたとみられる。
エジプトではイスラム教のラマダン（断食月）を目前にし、テロへの懸念が高まっていた。同国では過激派組織「イスラム国」（IS）によるコプト教徒への襲撃が相次ぎ、4月9日にはコプト教会を標的した連続爆発テロが発生、政府は非常事態宣言を発令していた。（共同）
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