Tuesday, May 30, 2017 1:19 PM

南スーダン兵の初公判 殺人、暴行罪で軍事法廷

 南スーダンの軍事裁判所は30日、首都ジュバで地元記者を殺害し、援助団体の外国人女性スタッフを暴行した罪に問われた政府軍兵士13人の初公判を開いた。複数の欧米メディアが報じた。

 内戦下の南スーダンでは、政府軍兵士による住民の殺害や暴行が多数報告されている。軍が設置した裁判所が、配下の兵士を適正に裁けるかどうか注目されている。13人の中には大統領警護隊のメンバーも含まれているという。

 昨年7月、ジュバで政府軍と反政府勢力による大規模な戦闘が発生、数百人が死亡した。13人は戦闘の際にジュバのホテルに押し入り地元記者1人を銃殺、外国人女性5人を暴行したとされる。(共同)