Tuesday, May 30, 2017 5:58 PM

トランプ氏弁護士に召喚状 ロシア疑惑、議会調査拡大

 AP通信は30日、ロシア政府による米大統領選干渉疑惑を巡り、下院情報特別委員会がトランプ大統領の顧問弁護士マイケル・コーエン氏に証言を求める召喚状を出したと報じた。コーエン氏は召喚を拒否したという。議会による疑惑調査がトランプ氏周辺に拡大しているもようだ。

 米メディアによると、コーエン氏は政権発足後、ロシア、ウクライナ間の秘密外交を仲介しようとしたこともあり、ロシア疑惑を捜査する連邦捜査局(FBI)の監視対象になっていた。

 議会の要請について、コーエン氏はAPに「内容が広範過ぎ、表現も不十分なため回答できない」と調査への協力を拒否した理由を説明した。(共同)