Wednesday, May 31, 2017 10:29 AM
加計学園から複数回要請 首相補佐官「急いでいた」
政府の国家戦略特区制度による学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画に関し、文部科学省の前川喜平前事務次官は31日、東京都内で共同通信のインタビューに応じた。昨年8月下旬、加計学園グループに所属する文科省OBの訪問を受け「よろしくと頼まれた。その後も2、3度電話があった」と明らかにした。同9月上旬、10月半ばに和泉洋人首相補佐官から官邸で計画促進を要請されたと説明し「とにかく急いでいると感じた」と述べた。
前川氏は「9月に入ってから内閣府の姿勢が強硬になった」とも強調。政府側と加計学園の働き掛けが始まった時期がほぼ重なっており、学園前提に計画が進められたとの疑惑が深まったとして、野党側が政権への追及を強めるのは必至だ。
特区による獣医学部新設の方針は石破茂氏が地方創生担当相だった2015年6月に閣議決定されたが、厳しい条件が設けられたとして、前川氏は「事実上、門戸を閉ざしていた」と説明した。その後昨年8月まで目立った動きはなく、進展した理由として「(同8月に地方創生担当相が山本幸三氏に交代した)内閣改造が一つのきっかけになったのではないか」との見方も示した。(共同)
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