Monday, June 05, 2017 11:11 AM

米豪が外務・防衛閣僚協議 トランプ政権下で初

 米国とオーストラリアは5日、外務・防衛閣僚協議(2プラス2)をシドニーで開催した。北朝鮮の核・ミサイル開発問題や中国による南シナ海の軍事拠点化、ロンドンでのテロを受けた対策などが主題となる見通し。米豪の2プラス2は2015年10月以来の開催で、トランプ米政権下では初めて。

 米側はティラーソン国務長官とマティス国防長官、オーストラリア側はビショップ外相とペイン国防相が参加。冒頭でマティス氏は「われわれは結束しており、テロを恐れず、自由を守る」と語った。

 オーストラリアは米国にアジア太平洋地域への関与の強化を求めており、ビショップ氏は協議前、地元メディアに「戦略的環境が急速に変化しており、オーストラリアの見方を米政権に伝えることが重要だ」と語った。(共同)