Tuesday, June 06, 2017 11:05 AM

ツイッターに身内が苦言 大統領顧問の夫、騒動に

 ケリーアン・コンウェー大統領顧問の夫が、トランプ大統領のツイートに公然と苦言を呈し、騒動になった。大統領の気ままな言動は連日論議を呼んでいるが、身内からの批判は異例だ。

 大統領顧問の夫で弁護士のジョージ・コンウェー氏が反応したのは、イスラム圏からの入国禁止令を巡るトランプ氏のツイート。トランプ氏は5日早朝、突然何かを思い出したように「司法省は最初の入国禁止令を維持するべきだった」と投稿した。

 トランプ氏はテロ対策として、イスラム圏7カ国からの入国禁止を定めた大統領令を出したが、司法判断で差し止められた。そのため新たな入国規制策を打ち出さざるを得なくなったが、こうした経緯を忘れたかのような物言い。さらに新入国禁止令に関する訴訟で司法省の対応は物足りないと批判した。(共同)