Wednesday, June 07, 2017 11:09 AM

7空港の一括民営化で合意 20年委託へ、国と北海道

 石井啓一国土交通相と高橋はるみ北海道知事らが7日、国交省で会談し、新千歳など道内の7空港を一括して民営化することで正式に合意した。2020年の民営化に向け、経営を委託する業者の選定などを協力して進める。複数空港を同時に民営化するのは北海道が初めて。

 7空港は新千歳、稚内、釧路、函館、女満別、帯広、旭川。合意には2空港を管理する帯広、旭川両市長も参加した。

 民営化は、空港経営に民間のノウハウを活用するのが狙い。北海道では7空港間を結ぶ路線の強化などにより、道内の幅広い地域に観光客を呼び込むことを目指す。(共同)