Wednesday, June 07, 2017 11:13 AM

30年の新エネ車販売30%に 北京で環境エネルギー会合

 中国・北京で開催中の「クリーンエネルギー大臣会合」は7日、電気自動車(EV)など新エネルギー車が新車販売全体に占める割合を2030年に30%まで引き上げることを各国が目指すことで合意した。日本が既に掲げる目標とほぼ同じ水準という。

 会合には日米など20カ国以上の閣僚級が参加。新エネルギー車と位置付けるEVとプラグインハイブリッド車、燃料電池車の普及促進に向けて、各国が独自に取り組みを強化する。取り組みに関する事例を共有していく方針も確認した。

 クリーンエネルギーの研究開発への投資拡大を目指す「ミッション・イノベーション閣僚会合」も合わせて開催。優れた研究成果やアイデアを出した研究者に対する表彰制度を新設することを決めた。(共同)