Thursday, June 08, 2017 10:46 AM

「日本列島焦土化」と警告 北朝鮮、政府対応を非難

 北朝鮮の団体「朝鮮平和擁護全国民族委員会」は7日、報道官声明を発表し、日本政府が国際会議で北朝鮮の弾道ミサイル発射を批判していることなどを非難し「今のように日本が不届きに振る舞うなら、有事に米国より先に日本列島が丸ごと焦土になり得る」と警告した。朝鮮中央通信が8日伝えた。

 談話は、安倍晋三首相が先月の先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)で北朝鮮問題の議論をリードしたことや、海上自衛隊が米空母2隻と共同訓練を実施したことなどに触れ「日本の挑発的妄動がわれわれを激怒させている」と非難した。

 また「われわれのミサイルには、わが軍と人民の対日敵対心と報復意思も込められている」と主張。「日本はわれわれの不敗の核戦力の前で、島国の運命を懸けた危険な賭博をしてはならない」と要求した。(共同)