Thursday, June 08, 2017 10:51 AM

実行役はイスラム国戦闘員 6人拘束、死者17人に

 イラン首都テヘランの国会議事堂などが7日、ほぼ同時に襲撃されたテロで、6人のイラン出身者が実行役で、うち5人は過激派組織「イスラム国」(IS)戦闘員として、ISが「首都」と位置付けるシリア北部ラッカやイラク北部モスルで作戦に従事していたことが分かった。情報省や内務省が8日明らかにした。

 警察は関連が疑われる男女6人を拘束。政府当局者によると、死者は17人になった。

 内務省などによると、実行役は拘束された男女とは別の6人で、いずれも自爆するか治安部隊に射殺された。犯行グループは総勢10人以上に上り、イラン当局は行動が統率された組織的犯行との見方を強めている。(共同)