Thursday, June 08, 2017 10:52 AM
北朝鮮が対艦巡航ミサイル 日本海に数発、200キロ飛行
韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は8日朝、東部元山付近から北東方向の日本海に向けて地対艦巡航ミサイルと推定される数発を発射、約200キロ飛行した。艦艇を展開し圧力を強める米国や日本をけん制する狙いとみられ、4月の軍事パレードで公開した新型の可能性がある。北朝鮮のミサイル発射は4週連続。日米韓は巡航ミサイルに続き、弾道ミサイル発射に踏み切る恐れもあるとみて警戒している。
日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したとみられる。岸田文雄外相は外務省で記者団に対し、日本の安全保障に直ちに影響しないとの認識を示した上で「米国、韓国などと連携し、情報収集と分析に当たる。高度の警戒態勢は維持する」と述べた。
日米韓は元山など複数の場所で部隊の動きを捉え、監視を強化していた。韓国軍によると、発射は日本時間の午前6時18分ごろから数分間で、高度は約2キロだった。(共同)
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