Friday, June 09, 2017 12:31 PM

イラクでテロ30人死亡 シーア派狙いイスラム国

 イラク中部カルバラ近郊の市場で9日、自爆テロがあり、ロイター通信によると少なくとも30人が死亡、30人以上が負傷した。過激派組織「イスラム国」(IS)が系列ニュースサイトを通じて犯行声明を出し「イスラム教シーア派を狙った殉教作戦」だと主張した。

 カルバラ市内でも同日、自爆テロがあり数人が負傷。ISが同様の犯行声明を出した。

 カルバラはシーア派の聖地で、国内外から多くの巡礼者が訪れる。ISはシーア派を異端視し、各地でシーア派を狙ったテロを繰り返している。(共同)