Friday, June 09, 2017 1:07 PM

マリでPKO要員3人死亡 ギニア兵

 西アフリカのマリ北部キダルで8日、国連平和維持活動(PKO)の基地が武装集団に襲撃され、ギニア兵3人が死亡した。ロイター通信が9日、国連の話として報じた。

 基地が迫撃砲で攻撃され5人が負傷した直後、基地のそばにいた兵士3人が殺害されたという。マリではPKO要員の犠牲者が相次いでおり、ロイターは同国のPKOを「最も危険な国連の任務」と伝えている。

 マリでは2012年に南部の首都バマコで反乱軍のクーデターが起きた後、イスラム過激派が北部を掌握。フランスが軍事介入し撃退したが、情勢不安が続いている。(共同)