Monday, June 12, 2017 11:16 AM

米各地で政権に抗議 少数者の権利訴えデモ

 首都ワシントンやロサンゼルスなど各地で11日、トランプ政権の少数者軽視に抗議するデモが行われた。例年は性的少数者(LGBT)のパレードだったが、米メディアによると今年は黒人やヒスパニック(中南米系)、女性の権利を訴える人の姿も目立った。

 首都ワシントンではLGBTを象徴する虹色の旗を掲げた人たちがホワイトハウスや国会議事堂の前を行進し「私たちはここにいる。(大統領は)出てこい」などと繰り返した。数千人が集ったロサンゼルスのデモに交際相手と参加したブラッドリー・ランドさん(52)は「この国で少数者に対する攻撃と軽視は許されない」。ミゲル・ルエバノさん(42)は「トランプ氏は女性、ヒスパニック、LGBTを冷遇している」と話した。

 トランプ氏の支持者が多いミシガン州デトロイト郊外でも初めてLGBTのパレードがあった。(共同)