Tuesday, June 13, 2017 5:43 PM

ロシア疑惑で共謀は「うそ」 米司法長官が初証言

 セッションズ司法長官は13日、ロシアによる米大統領選干渉などを巡る疑惑「ロシアゲート」に関し、上院情報特別委員会で証言した。駐米ロシア大使との間に不適切な接触はなかったと否定、選挙干渉でロシア側と共謀した可能性があるとの指摘は「嫌悪すべきうそだ」と強い不快感を示した。

 セッションズ氏がロシアゲートに関して証言するのは初めてで、トランプ政権で最高位の証人。ロシア当局者との接触や、疑惑捜査を指揮していたコミー前連邦捜査局(FBI)長官の解任で果たした役割が焦点となっている。

 政権発足前にキスリャク駐米ロシア大使と2回接触したにもかかわらず、自身の人事承認公聴会で隠していたことが発覚。3月にFBIによるロシアゲート捜査に関与しないと発表した。FBIはロシア側とトランプ陣営が結託したかどうかを調べていた。(共同)