Wednesday, June 14, 2017 10:46 AM

松山、19度目のメジャー 悲願へ意欲、同時に警戒

 ゴルフの全米オープン選手権は15〜18日にウィスコンシン州エリンのエリンヒルズで行われ、世界ランキング4位の松山英樹が自身19度目のメジャーに挑む。日本勢初優勝への意欲を問われ「それはそうです」と即答しながら「意識しないように頑張りたい」と平常心を心がける。

 13日は東北福祉大の先輩である谷原秀人、宮里優作とリラックスした様子で後半9ホールを回った。全長7700ヤード超の長さに風と深いラフが絡む難コース。最近はショットがぶれがちな松山は「ティーショットがフェアウエーに行かないと、きつい戦いになる」と警戒を強めた。

 今季は米ツアーで2勝し現在の賞金ランキングは2位。今大会の公式プログラムは2連覇を狙うダスティン・ジョンソン(米国)以外に「見るべき9選手」を特集し、松山はジェーソン・デー(オーストラリア)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)に次ぐ3番手に挙げられた。4月のマスターズ・トーナメントを制した37歳のガルシアは、25歳の松山を「若く、経験もしっかりと積んでいる。いつかメジャーで勝つのは間違いない」と持ち上げた。(共同)