Wednesday, June 14, 2017 10:48 AM

「THAAD撮影が目的」 韓国、北朝鮮推定無人機

 韓国北東部で見つかった北朝鮮のものと推定される無人機のカメラに南部星州に配備された米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」が写っていたことについて、韓国の韓民求国防相は14日、主要目的がTHAADの撮影だったことは「間違いない」と述べた。

 韓国国会で話した。撮影データの分析で、北方から南下してきた無人機が星州の南で方向を変え、北へ戻っていたことが分かったという。カメラにはTHAAD周辺の写真が十数枚あった。

 北朝鮮の朝鮮中央テレビは5月8日に「衛星写真」としてTHAADの配備場所の写真を公開。韓氏は、北朝鮮は衛星を運用していないと指摘。この写真は別の無人機で撮影した可能性が出てきた。(共同)