Wednesday, June 14, 2017 10:48 AM

独立記念日が節目か ホワイトハウス人事

 トランプ大統領が7月4日の独立記念日までに、右腕であるプリーバス大統領首席補佐官の解任も含め、ホワイトハウスの人事刷新を行うとの観測が出ている。ロシアの米大統領選干渉などを巡る「ロシアゲート」疑惑で支持率が低迷する中、政権イメージを向上させる狙いとみられる。

 共和党全国委員長だったプリーバス氏は大統領選での献身的な働きが評価され、首席補佐官に抜てきされた。だが、発足後は政権内の混乱や内部情報漏えいの責任をたびたびトランプ氏に問われ、ほかの側近らの目の前で☆(口ヘンに七)責されるなど冷遇されているという。

 米メディアによると、トランプ氏はプリーバス氏にホワイトハウスの人事刷新を指示し、「7月4日まで時間をやる」と通告。プリーバス氏が期限までに人事をまとめられなければ、大統領首席補佐官を別の側近に交代させることを検討しているという。(共同)