Wednesday, June 14, 2017 10:49 AM

日米路線のジャンボ機引退 UA、成田から最終便

 ユナイテッド航空(UA)が、日本と米国を結ぶ路線でジャンボ機(ボーイング747)を引退させることになり、サンフランシスコ行きの最終便が14日午後、成田空港を飛び立った。UAの関係者らは、地上で手を振って最後の出発を見送った。

 近年の旅客機はエンジン2基の双発が主力で、燃費性能で劣るエンジン4基のジャンボ機は姿を消しつつある。日航と全日空では既に全機が引退し、成田ではデルタ航空と中華航空が定期運航を続けている。UAの成田-サンフランシスコ線は今後、ボーイング777が就航する。

 UAのジャンボ機は1970年に運航開始。日米路線では83年にシアトル-成田で就航した。UAは全てのジャンボ機を年内に引退させる予定。(共同)