Thursday, June 15, 2017 10:37 AM
米国との関係改善に意欲 プーチン大統領、恒例の国民対話
ロシアのプーチン大統領は15日、毎年恒例のテレビを通じた国民対話を行った。関係が悪化している米国について「敵と見なしてはいない」と述べ、関係改善に意欲を示し、シリアやウクライナ情勢の改善に向けて協力する必要性を訴えた。
プーチン氏は「トランプ政権と辛辣な言葉を投げ掛け合うのは最悪の道だ」と語り、世界の貧困や環境問題の解決などでの協調も呼び掛けた。
一方でプーチン氏は北極海のノルウェー北部沖に展開する米国の原子力潜水艦がミサイルを発射すれば、15分で首都モスクワに到達すると指摘。北極はロシアにとって極めて重要な地域だとして、ロシアは米国に対抗するミサイル監視システムを構築すると述べた。(共同)
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