Thursday, June 15, 2017 1:11 PM

カタール、米からF15調達 36機、断交後も連携維持

 カタール政府は14日、米国からF15戦闘機36機を調達する契約に調印した。ロイター通信によると、総額120億ドル(約1兆3千億円)。米政府は大型契約によって、カタールがサウジアラビアとの断交後も重要な同盟国であることを示した。

 サウジなどアラブ諸国が今月上旬にカタールと断交した後、トランプ大統領はカタールを非難するような発言をしているが、米国防総省と国務省は一貫してカタールへの配慮を示してきた。

 カタールのアルウデイド空軍基地には、1万人近い米兵が駐留し、イラクやシリアでの対「イスラム国」(IS)攻撃の拠点となっている。(共同)