Thursday, June 15, 2017 6:15 PM

「ほっとした」と山城議長 政府の反論「無理がある」

 在日米軍基地反対運動を続ける沖縄平和運動センターの山城博治議長は15日、ジュネーブの国連人権理事会で演説後、記者団に対し「何とか終えられてほっとした。国際舞台で発言できるとは夢にも思わなかったので緊張した」と話した。

 日本政府代表が議場で、山城議長の逮捕・勾留は「法律に基づく適切な執行だった」と反論したことに関し、微罪で約5カ月間の勾留は国際人権団体などの批判もあり法治国家の主張として「無理がある」と批判した。

 演説に入る前、議長に沖縄方言で「ハイサイ・チューガナビラ(こんにちは、ご機嫌いかが)」とあいさつしたことについては「いきなり山城というよりはいいかなと、その場で思い付いた」と話した。(共同)