Thursday, June 15, 2017 6:16 PM

前国土安全保障長官証言へ ロシア疑惑、議会調査

 昨年の米大統領選干渉などを巡る疑惑「ロシアゲート」を調べる下院情報特別委員会は15日、ジョンソン前国土安全保障長官が21日の公聴会で証言すると明らかにした。上下両院の情報特別委は10人以上の証人に公聴会などでの証言を求めており、議会による調査が本格化している。

 一方、疑惑捜査を統括するモラー特別検察官は14日、上院情報特別委の議員団と面会。議会が主導する疑惑調査との「すみ分け」を協議したもようだ。

 一部米メディアは、政権による司法妨害の有無についてはモラー氏に調べを一任する方向だと伝えた。米紙ワシントン・ポスト電子版は14日、モラー氏がトランプ大統領による司法妨害の疑いについて捜査に着手したと報じていた。(共同)