Monday, June 19, 2017 10:37 AM
EU、米パリ協定離脱批判 サイバー攻撃制裁で合意
欧州連合(EU)は19日、ルクセンブルクで英国を含む28加盟国が外相理事会を開き、トランプ政権が地球温暖化対策の新枠組み「パリ協定」からの離脱を表明したことについて「一方的行動を極めて残念に思う」などと改めて批判する声明を発表した。米政権が求める再交渉もできないとして退けた。
理事会は、サイバー攻撃をEU域内に向けて仕掛けた国家機関や企業、個人に対し、渡航禁止や資産凍結などの制裁を科すことで一致した。
理事会はまた、欧州企業によるウクライナ南部クリミアの製品輸入禁止や現地への投資禁止、クルーズ船のクリミア寄港禁止などの制裁を、来年6月23日まで再延長することを決めた。制裁はロシアが2014年にクリミアを「違法に併合」したことを受けて発動した。(共同)
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