Monday, June 19, 2017 5:42 PM

法王、チリとペルー歴訪へ 来年1月

 ローマ法王庁(バチカン)は19日、法王フランシスコが来年1月にチリとペルーを歴訪すると発表した。中南米はカトリック人口が多いが、信者は減少傾向にある。アルゼンチン出身で、中南米で人気の高い法王が存在感をアピールし、布教強化を図る狙いがあるとみられる。

 法王は2013年の就任以降、ブラジルやボリビア、メキシコなど中南米諸国を訪れ、信者との交流を深めてきた。ただ、出身地のアルゼンチンはまだ訪問していない。

 チリには1月15〜18日の日程で滞在し、首都サンティアゴのほか、14年に大規模な地震の被害を受けた北部イキケなどを訪問の予定。その後ペルーに移動し、21日までの日程で首都リマやボリビア国境近くのプエルトマルドナドなどを訪れる。(共同)