Tuesday, June 20, 2017 11:35 AM
サイバー攻撃能力保有を 自民安保調査会が中間報告
自民党安全保障調査会は20日、国防部会との合同会議を党本部で開き、防衛力整備に関する政府への提言の中間報告を了承した。北朝鮮などの動向を念頭に、自衛隊による独自のサイバー攻撃能力保有を要請。北朝鮮の弾道ミサイル発射を探知する早期警戒衛星(SEW)の導入も求めた。
政府は来年、現行の中期防衛力整備計画(中期防)を継ぐ次期中期防を策定予定で、同調査会は来年春までに最終的な提言をまとめる。
中間報告は、他国からのサイバー攻撃に日本政府がサイバー空間で反撃する場合、自衛権行使に該当するのかどうか法的整理をするよう要請。北朝鮮の核・ミサイル開発を受け、宇宙からの情報収集能力の強化へ費用面や技術的な検討を進めることも促した。(共同)
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