Tuesday, June 20, 2017 11:36 AM

カジノ入場に回数制限 マイナンバー提示も

 政府は20日、カジノを中心とした統合型リゾート施設(IR)でのギャンブル依存症対策として、日本人客のカジノ施設への入場回数を制限する方針を固めた。本人確認のためマイナンバーカードの提示を求め、入場の可否を判断する仕組みを検討している。

 同日開かれたIRの運営基準を検討する有識者会議に依存症対策案として示した。今秋に見込まれる臨時国会への提出を目指すIR実施法案に反映させる。

 カジノ解禁を巡っては、安倍晋三首相は「世界最高水準のカジノ規制」の導入を掲げているが、依存症拡大への懸念は強く国民の不安が解消されるかは不透明だ。(共同)