Tuesday, June 20, 2017 1:06 PM

アサド政権派の無人機撃墜 シリアで米軍、緊張高まる

 過激派組織「イスラム国」(IS)掃討を進める米軍主導の有志連合は20日、シリア南部で活動中の有志連合部隊に近づいたアサド政権派の無人機を米軍が撃墜したと発表した。米軍は18日にシリア北部でアサド政権軍の戦闘機を撃ち落としており、緊張が高まっている。

 有志連合は声明で、無人機は武装していたとし、シリア南部タンフ近くで活動する有志連合部隊に向けて飛来し、敵対的な動きを見せたと説明。20日午前0時半ごろ、米軍のF15戦闘機が撃墜した。

 有志連合は今月8日にもタンフ近くで、アサド政権派の無人機を撃墜した。有志連合はタンフに拠点を置き、IS掃討を目的に反体制派を訓練している。(共同)