Tuesday, June 20, 2017 5:46 PM
台湾、米に過去最大企業団 トランプ政権と関係強化
台湾から過去最大となる84社、約140人の企業代表団が17〜20日の日程で米国を訪れ、機械や化学などの分野で総額340億ドル(約3兆8000億円)を米国に投資する意欲を表明した。台湾独立志向の民主進歩党(民進党)の蔡英文政権に対して中国が圧力を強める中、台湾当局は企業の対米投資を後押しし、トランプ政権と関係強化を図りたい考えだ。
企業団の団長で元経済部長(経産相)の何氏は20日、ワシントンで記者会見し「台湾企業は米国への投資に非常に前向きだ」と強調。雇用創出のため海外から製造業を取り戻すとしたトランプ大統領の政策にも合致しているとアピールした。
企業団は石油大手の台湾中油や鴻海精密工業など台湾企業の幹部らが参加。ワシントンで18〜20日に開かれた対米投資を促進するイベントに出席し、ホワイトハウスや商務省の当局者とも意見交換した。(共同)
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