Wednesday, June 21, 2017 10:56 AM
対北朝鮮制裁を議論 米中、初の外交安保対話
米中両政府は21日、ワシントンで閣僚級の「外交・安全保障対話」を開いた。4月のトランプ大統領と習近平国家主席の首脳会談で設置が決まった「米中包括対話」の一環で、実質的な初会合。核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮への対応が主な議題で、米側は中国に対し、制裁強化を含む一層の圧力を北朝鮮にかけるよう求める考えだ。
米国内では、北朝鮮が解放した米国人大学生が19日に死亡したことで、より厳しく北朝鮮に対処すべきだとの声が高まっている。
トランプ政権は中国に対し、北朝鮮への石油輸出制限や、核・ミサイル開発を支援する中国企業への制裁措置を要求。中国が対応に乗り出さなければ米国が独自制裁を科すとしている。中国は独自制裁に反対の立場で、溝が埋まるかが焦点だ。(共同)
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