Wednesday, June 21, 2017 5:51 PM

北朝鮮への圧力強化迫る 米中が初の外交安保対話

 ティラーソン国務長官は21日、中国との初の「外交・安全保障対話」開催後に記者会見し、核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮に「中国は一層の経済的、外交的圧力をかける責任がある」と述べ、中国側に制裁強化を迫ったことを明らかにした。国連安全保障理事会の全ての制裁決議について、米中双方が「完全履行する決意」を確認したとも強調した。

 ティラーソン氏は、北朝鮮はアジア太平洋地域の「最大の脅威」だとし「完全かつ検証可能で不可逆的な朝鮮半島の非核化」を追求する方針で中国側と一致したことを明らかにした。

 一緒に記者会見したマティス国防長官は、米中軍事交流を拡大させる方針だと語った。(共同)