Thursday, June 22, 2017 10:57 AM

クシュナー氏巡り説明要求 機密情報の扱い懸念

 米下院監視・政府改革委員会のカミングス筆頭委員ら野党民主党の委員は21日、トランプ大統領の娘婿クシュナー大統領上級顧問がロシアとの不透明な関係を報じられた後も機密情報に接していることに懸念を示し、説明を求める書簡をホワイトハウスに送った。

 クシュナー氏は政権入りの際の身辺調査で外国との関係の一部を申告せず、政権入り後にロシアの要人との接触が発覚。米大統領選干渉などを巡る疑惑「ロシアゲート」の捜査を統括するモラー特別検察官が、クシュナー氏とロシアの関係を調べている。

 書簡はフリン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)についても、ロシアに絡む疑惑が浮上後も機密情報に触れることが認められていたのは不適切だったと指摘。政権に経緯の説明を求めた。(共同)