Thursday, June 22, 2017 1:50 PM

韓国の手続き尊重と米長官 THAAD配備で

 韓国の聯合ニュースによると、ティラーソン国務長官は22日、康京和外相と電話会談し、韓国政府が米軍の「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国内での本格運用に先立って1年以上かかる環境影響評価を行う方針を見せていることについて「韓国内の民主的な手続きを尊重する」と述べた。

 康氏が運用前には「民主的な正当性と手続きの透明性が韓国内で求められている」と述べたことに応じた。

 一方、文在寅大統領は22日のロイター通信とのインタビューで、大統領就任後に受けた報告では、朴槿恵前政権は米政府との間で、発射台1基を今年後半までに韓国に配備し、他に5基を来年配備する合意を交わしていたと述べた。(共同)