Thursday, June 22, 2017 1:50 PM

カザフ軍などの派遣検討 ロシア、シリア安全地帯構想で

 ロシア通信によると、ロシア下院国防委員会のシャマノフ委員長は22日、内戦が続くシリアでロシアが設置を提案している安全地帯にカザフスタン、キルギスの両軍を派遣できないか関係国と協議していると明らかにした。

 シリアのイドリブ県など国内4カ所に設置が想定されている安全地帯は、アサド政権軍と反体制派の緩衝地帯として直接の交戦を防ぎ、避難民の保護などを目的とする。5月4日にロシア、トルコ、イランの3カ国代表が設置に向けた覚書に署名した。

 シリア内戦の停戦維持や安全地帯構築などに関するロシア、トルコ、イランなどが参加する次回協議は、カザフスタンの首都アスタナで7月4、5日に予定されている。(共同)