Friday, June 23, 2017 6:14 PM

公明、共産はや泥仕合 「3K」記事が発端

 7月2日投開票の東京都議選を舞台とした公明、共産両党の批判合戦が熱を帯びている。公明党広報部が共産党について「汚い、危険、北朝鮮」の頭文字から「3K」とやゆしたのが発端となり、共産党も猛反撃。両党の対立は小池百合子東京都知事と自民党の対決構図と別に泥仕合の様相を呈している。

 「石原慎太郎氏らと二人三脚で豊洲問題をはじめ『都政の闇』をつくってきた張本人が公明党だ。このような勢力に負けるわけにはいかない」

 共産党の志位和夫委員長は23日の街頭演説で訴えた。都議会公明党が小池氏より前の石原氏ら3都知事による議案のほとんどに賛成してきた「実績」を挙げ、敵意をむき出しにした。(共同)