Friday, June 23, 2017 6:16 PM

モスル奪還「時期近い」 有志連合報道官

 過激派組織「イスラム国」(IS)掃討を進める米軍主導の有志連合のディロン報道官は23日のテレビ記者会見で、イラク北部モスルの奪還作戦について「イラク軍が勝利を祝う時期は近い」とし、制圧が迫っているとの見方を示した。同時にモスル制圧後も治安の安定化に「大きな努力が必要となるのは疑いの余地がない」と述べた。

 ロシア軍のシリア空爆でIS指導者バグダディ容疑者が死亡したとの情報に関しては「確たる証拠に接していない」とした一方、「まだ生きているとの具体的な証拠もない」と指摘。生きているとしてもISへの影響力は限定的だろうと語った。(共同)