Monday, June 26, 2017 11:57 AM
卵子保存要望、実績の10倍 がん治療前、妊娠に備え
不妊になる恐れがあるがん治療の前に、経済的な支援があれば将来の妊娠に備えて卵子の凍結保存を望む女性患者は、年間約2600人に上るとの推計を厚生労働省研究班(代表・聖マリアンナ医大の鈴木直教授)が26日までにまとめた。2015年にがん治療前の凍結保存が実施されたのは256件で、実績の10倍ほどの潜在的な希望者がいる可能性が示された。
卵子や受精卵の凍結保存は、初期費用に少なくとも20万〜40万円かかる。全ての患者の保存に必要な費用は約8億8000万円と見込まれ、研究班は公的助成制度を設けるよう提言している。
がん治療では抗がん剤の投与や放射線治療の影響で妊娠が難しくなる場合があり、あらかじめ卵子や卵巣などを採取し凍結保存することが妊娠を目指す手段となっている。(共同)
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