Tuesday, June 27, 2017 10:30 AM

米シリア空爆で42人死亡 イスラム国拘束の民間人

 シリア人権監視団(英国)は27日、シリア東部デリゾール近郊での空爆で、過激派組織「イスラム国」(IS)に拘束されていた民間人少なくとも42人が死亡したと発表した。空爆を実施したのは、米軍主導の有志国連合とみられるという。死者数は増える恐れがある。

 監視団によると、空爆は26日未明に行われ、ISが運営する拘置施設が標的となった。ISの看守ら15人も死亡した。

 ロイター通信によると有志国連合の報道官は、26日にISの関連施設を空爆したと認めた上で「非戦闘員の巻き添え被害を避けるため入念に計画し実行した」と強調、被害の実態を調査すると語った。(共同)