Wednesday, June 28, 2017 1:32 PM

ウイルスの洗練度向上 サイバー攻撃で欧州警察

 欧州警察機関(ユーロポール、本部オランダ・ハーグ)のウェインライト長官は28日、欧米などで発生した大規模サイバー攻撃について、5月に発生した世界規模の身代金要求型ウイルス「ランサムウエア」による攻撃と似ているが、攻撃手法は「より洗練されている」として厳重な注意を呼び掛けた。

 ユーロポールは各国の関係機関と連携して状況を監視している。長官は被害規模などは「まだ分からない」と述べる一方「サイバー犯罪が規模の面でいかに進化したかを示している」と指摘し、深刻に捉えていることをうかがわせた。(共同)