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Thursday, June 29, 2017 11:25 AM

米GDP確定値1.4%増　1〜3月期、上方修正

　米商務省が29日発表した2017年1〜3月期の実質国内総生産（GDP、季節調整済み）確定値は年率換算で前期比1.4%増となり、1.2%成長だった改定値から上方修正された。速報値からは0.7ポイントの上方修正。輸出とGDPの約7割を占める個人消費の上方修正が全体を押し上げた。

　米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会（FRB）は6月の連邦公開市場委員会（FOMC）で追加利上げを決めた。16年10〜12月期の2.1%成長と比べた17年1〜3月期の景気減速は「一時的」と判断したが、物価上昇のペース鈍化に対する懸念の声もある。今後の追加利上げ判断で、17年4〜6月期の成長率が注目されそうだ。

　住宅投資は13.0%増と、改定値より0.8ポイント下方修正されたものの、住宅需要の好調を背景に高い伸び率となった。（共同）