Monday, July 03, 2017 11:31 AM
路線価、初の4000万円超 32年連続日本一の鳩居堂前
東京・銀座で香や書画用品、はがきなどを取り扱う「鳩居堂」前にある銀座中央通りの路線価が32年連続で日本一となった。1平方メートルの価格は2016年比で26.0%増の4032万円。ここで1992年に記録した全国過去最高路線価(3650万円)を更新した。
鳩居堂前の路線価はバブル経済が崩壊した後に急落し、97年には1136万円まで下落した。最近は4年連続で上昇。今年は訪日外国人観光客(インバウンド)需要のほか、4月に松坂屋銀座店の跡地に開業した複合商業施設「GINZA SIX」への期待感などが路線価の高騰につながったとみられる。
鳩居堂前の路線価は、計算すると新聞2ページ(見開き)分の面積で約1777万8000円、はがき1枚分で約59万7000円、1万円札1枚分で約49万円になる。(共同)
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